夏休みに読んで面白かった漫画ベスト3

夏休みに読んだ漫画で特に印象に残った3作品の感想を書く。

 

漫画読もう!って思ったけど何読んだらえんか分からんくて。

とりあえずこの漫画がスゴい!に選ばれてる漫画読んどけば間違いないかなと思ってその辺りをぜんぶ読んで、その中から特に好きだった、印象に残った漫画の感想を書くやつです。

 

先に断りを入れるとドマイナーな漫画は全く読んでなくて。

自分から発掘ってあんましないんでね。有名やから読んでみよー聴いてみよーっていう。

「こんな漫画あるんやで!!!!」より「めっちゃおもろいやんけ!!!そら有名なるわ!!!!」ってニュアンスです。

 

自分守ったところで本題へ。

 

 

1. かくかくしかじか/東村アキコ(全五巻)

かくかくしかじか 1

作者が漫画家になるまでの自叙伝。

 

わたしこんなことしたんやすごいやろーっていう自慢話(自分の自叙伝に対する偏ったイメージ)でなく、漫画のほとんどを今は亡き先生との思い出や先生に対する後悔や懺悔で括っていたのが個人的にすごく好印象だった。

あと、やっぱり人生っておもろい。 年上の人に今までの人生どこが苦労したとかこうしとけば良かったっていう後悔や反省を聞いたり見たりする機会ってあまりないから、そういう意味で人生の勉強にもなる。

 

こんな書き方だと堅苦しい漫画みたいなイメージだけどちゃんとギャグもおもしろくてテンポも良い。ええ漫画。

 

 

 

2. 子供はわかってあげない/田島列島(全二巻)

子供はわかってあげない(上) (モーニング KC)

「人は教えて貰ったことしか教えれない」「水着女子の後ろを歩くことは法律で禁止されている」とかセリフ回しが面白かったりハッとさせられる言葉が多かった。「離婚した父を探しに行く」「人に教えるバイトしてる」とかどこか自分と重なる部分が多かったのもあるかも。

 

なんとなく結末は予想できてたけど、それでもここまで爽やかに終わらせてええもん読んだなーってなるのはあんま無いんじゃないかな。

こんな青春送りたかったなーとはならなかったけど告白しとけばよかったってなった。こんな青春送りたかった。

 

結局タイトルの意味は分からなかった。 

作者の次の作品も楽しみ。

 

 

 

3. 僕だけがいない街/三部けい(現六巻:連載中)

僕だけがいない街(1)<僕だけがいない街> (角川コミックス・エース)

過去に起こった事件と現在起こった事件を解決するために過去と現在を行ったり来たりするミステリー。

絵:-10点、話:150点。計140点の漫画。100点満点中。

 

1話読んだ時は超能力者同士のガチガチのバトル漫画かなって思ったけど良い意味で裏切られた。「僕だけがいない街」っていうタイトルやから結局主人公は死ぬんちゃうかなって思ってたけどそれも裏切られた。雛月にも裏切られた。ただのビッチやんけ

 

毎巻めっちゃええ所で終わる。一巻に何話収録されるから・・・ってところから計算して話の構成決めたり練ったりしてらっしゃるんだろうなあ。ほんと漫画家ってすげえわ。

 

1月からノイタミナでアニメ化されるみたいだし、たぶん見る。

そろそろ終わりそうだけど、こっから話に愛梨がどう絡んでいくのか楽しみ。

 

 

順番に特別な意味はない。10月24日の気分で決めた。

たぶんこれからの人生でここまで漫画読むことってないだろうなあ。今までが読んでなさ過ぎただけなんだけど。 

 

 

おまけ

夏休みって記事の中に漫画のこととかモンストのことを全部まとめて書くつもりだったけど、分けて書いちゃった以上これ書くとこなくね?どこに書こうかなってなって。

どうしても書きたかった、文に残しておきたかったからここに書く。

 

たぶん夏休み一番聴いてた。

 

キリンジで君の胸に抱かれたい。

 

曲が良いことは言わずもがな最後の

負けたよ 大きな赤ちゃん

見たよ 君は泣くふりも素敵だ

姿のいいひとよ

君は泣くふりも素敵だっていう歌詞がめっちゃ好き。

聴く度にホント良い歌詞書くよなあってにやけちゃう。

 

10年、ひょっとしたら20年経ってもこの曲聴いてるだろなあ。

ずっと聴いてられる。

 

君の胸に抱かれたい
 

 

いい作品に出会ったらだれかに話したくなる。