「あさひなぐ」とかいう神漫画

薙刀に青春を捧げる女子高生が主人公の漫画。

あさひなぐ(1) (ビッグコミックス)

あさひなぐ」めーちゃくちゃ面白かった。

マイナースポーツを扱っている漫画って「王道で勝てない漫画家が逃げで作ってるだけなんじゃないの?」という偏見があって読む気が全くなかったんだけれど、たまたま読める環境にあって物は試しの精神で読んでみたら一気に23巻読んじゃった。

マジで面白くて止まらなかった。

 

 

この漫画の何が良いって、一番の良いところが何があっても「女の子がひたすらに可愛いんだ」ということでなく、「部活道の汚さを描いてる」ことだと思う。

 

 

部活道の友達って互いに練習相手になって高め合う存在だったり、試合に負けた悔しさや勝つ喜びを分かち合う存在だけじゃないと思う。

 

時には試合に出場する枠を奪い合い、勝った時は良いけど負けた時なんて悔しさで相手の顔を見るのが嫌で、気まずくなって、友人の勝利を称えることができなかったりする。弱かったヤツが自分より強くなることなんてプライドが許せなくて、コイツにだけには何があっても負けない、負ける訳がないと友人なのに見下してしまうこともある。

チームのためにあまり仲の良くないメンバーに頼るしかなくて、応援して、自分はそいつのせいで団体戦のメンバーにも入れず、上手くいかないことばかりで部活道をやる意義を見失う。

部活道が一緒だからクラスでも常に一緒かというとそうではなく、放課後の部活道だけの関係というのもめちゃくちゃリアル。

 

 

そういう「部活道での汚い部分」 、いやもうここまできたら「人間の悪い一面」になっちゃうけど、それを「あさひなぐ」では丁寧に描かれていて、「え、それ女子高生が思っちゃうの?」「薙刀を通して?」という落差に見事にやられた。

 

 

 

本当、良い作品に出会えた。

 

なんかこう、良い作品に出会うとだれかに教えたくてウズウズするよね。

話すのがヘタクソで友達もいないから、知らない誰かが良い作品と出会うきっかけになれば良かれと思い、今日もインターネットに向かって思いを投げ込む。

 

 

 

最後に、神○○という表現は好きじゃないんだけれど、ボキャブラリーがなさすぎて。

 

あさひなぐ(1) (ビッグコミックス)