オーストラリアでCDを買った話
「CDを買う」ということに全く縁のなかった私が「CDを買う」ということをしました。
CDを買わない理由は単純で、あの円盤に1500円も払えるほどの金銭的な余裕がなかったのと、価値が見いだせなかったから。それやったらレンタルで、同じ値段で4枚ほど借りた方が良いやって。
この1月の下旬から三週間ほどオーストラリアに行く機会がありました。
休日にホストファミリーとショッピングモールへ行き、「オーストアリアはどんな音楽が流行っているんだろう」という軽い気持ちでCDショップ屋さんに立ち寄りました。
ウィーザーの青盤が流れている店内で偶然見つけた一枚のアルバムにひどく興奮しました。
テーム・インパラのローナイズム。
私は年間ベストアルバムやonly in dreamsの著名人のベストアルバムの結果等を見て、その年借りるアルバムをだいたい決めています。テーム・インパラのこのアルバムも、多くのランキングで上位にランクインしていて絶対借りようと思っていました。
が、何年待っても某レンタルショップでレンタルが始まる見込みはなく、このアルバムを聴くのを諦めていました。
そんな中、偶然立ち寄ったCDショップ屋で・・・!!
しかも価格が1000円前後(1豪$=94円ぐらいで換金した)。2年前でオーストラリア(国内)のバンドということも込み込みでだと思うけど、それでも日本では考えられない安さ!!
しかもアルバムの左下には「NME ALBUM of the year triple j australian alubum of the year」の赤いシール。オーストラリアでも評価されていたことを知る。
皆さんお分かり頂けただろうか?これあれです、買うしかねえやつです。
他にはないかと獣のように目をギラつかせて探していると・・・
もう一枚あった!!
こいつも上にも書いたこととだいたい同じ理由!!笑
値札のシールが貼ってないことだけが不安要素だけど・・・まあそれはレジで聞けば良いだけのこと。
ウキウキでレジに持って行く。
わい「ディスプリーズ(やっべレジのお姉さんマジ美人外人レベル高すぎやべ)」
レジのお姉さん「OK. How are you?」
わい「!?(なんやハウアーユーって会計の時も聞いてくるなんて習わんかったぞなんて答えればえんやお姉さんかわうええなあやっべ)」
わい「Yes! OK!!」
お姉さん「(ニッコリ」
お姉さん「33$」
わい「?!(33ドルって・・・おいおい聞き間違えか?ぼったくられたんかな)」
わい「33ダラーズ?」
お姉さん「Yes.(ニッコリ」
わい「(えーっと・・・テーム・インパラが確か1000円ちょっとやったから単純に計算しただけでもクラウドナッシングス24000円近くしとるやんけ・・・。めっちゃ高いけどこのタイミングで要らんとか常識ハズれよなお姉さんマジかわええ)」
わい「すっ・・・(33$」
お姉さん「サンキューやで」
ハウアーユーの回答必死に考えてたら値段聞くタイミング失ったやつです。
結果2枚、手元にあります。
過去の経験から期待したやつに限ってクソ(ジェイムズ・ブレイク、ダフト・パンク、ボンベイ・バイシクル・クラブ等)だったり自分の好みじゃないのでめちゃくちゃ不安です。
というか、まだ開封してない。買った時点で満足してしまってこのまま開封しないまである。いや、ないわ。それだけはねーわ。
とりあえず人生で初めてCDを買ったよという報告だけ。
CDを買うのも悪くないね。
おまけ
オーストラリアでもテイラーは強かった。
ホームステイ先のおばさんもテイラー大好きだったよ。また借りよっと。