★★★★☆
前作「幕の内ISM」が「ええの作ったけどこの良さべつ分からんでもええわ」って聴き手を突き放してたのが「ええやつできました聴いて下さいホントお願いします」ってこっちに寄ってきた媚びてきた感じ、です。いきなり感覚の話ですんません。
疾走感のある万人に受けの良い曲とクセの強い実験的な曲がアルバムの良いアクセントになってて、この辺の完成度は流石パスピエだなと思いました。
素直になれない 今の私を愛して
この世で一番不自由な自由を感じながら
生きていたいの
単純だろう目に映るものが真実
本当の明日を選んで
のようなメッセージ性の強い歌詞は前作にはない新しいアプローチの仕方だった。謎に包まれていた覆面からちょっとづつ素の部分を見せにきてるようにも感じた。
なんだかんだ前作の方が評判良さそうだけど個人的には媚び媚びの今作の方が聴きやすくて好き。
6. 贅沢ないいわけ
11.トキノワ